1964年の創立以来、私たち中部岩佐塗装は、地域を代表するランドマークの塗装を手がける「建築塗装事業」と、クローラクレーン（大府営業所）や油圧ショベル（千葉営業所）などの塗装を請け負う「建設機械塗装事業」の2事業部門で実績を重ねてまいりました。

建築塗装や建設機械塗装の場合、いずれも量産品ではなく一点物のため、熟練技術者による手作業が不可欠であり、きれいでムラのない塗装は建造物や建設機械そのものの価値を大きく左右するといっても過言ではありません。

私たちが60年にも及ぶ歴史を重ねてくることができたのも、世界トップクラスを誇る高品質の塗装技術を持つ熟練技術者の存在があればこそであり、熟練技術者による丁寧な仕事によりお客様からの高い信頼を獲得してきました。

資材の高騰や労働者不足、賃金の上昇など塗装業界をとりまく状況は決して楽観を許しませんが、受け継いできた熟練技術の熟成に加え、状況の変化に柔軟に対応していく経営姿勢により未来に向けて新たなチャレンジを続けてまいります。

塗装作業にとって欠かせない「安全」「品質」「工程」は熟練技術者によって支えられるものであり、塗装専門会社である私たちにとって「熟練技術者」の育成と確保は最重要課題の一つと考えます。指示された作業を行うだけでなく、自ら考え、知恵を出し、行動していけるリーダー人材の育成を急務と捉え、人材および教育への積極的な投資を行っています。

私たちが目指すのは新3K、すなわち「希望」「給与」「休暇」という新たなKを実現した塗装業界であり、それにより「働きがいのある業界」「働きたくなる業界」の実現に貢献していきたいと考えます。

2016年からは、毎年インドネシアからの外国人研修生を迎えるなど、ダイバーシティやCSR活動にも前向きに取り組んでおり、それを継続していくことで、経営理念にうたわれた「社会から信頼される会社」の実現を目指します。